はじめに(自己紹介・ブログ紹介)

はじめに

このブログは、わが家における

  • 総合職フルタイム共働き(両実家遠方)の実態
  • 夫とのパートナーシップ
  • さまざまな悪あがきの実践例(家事効率化・キャリア形成・セルフケア等)

 

について公開しています。

基本方針は「全力でワンオペ回避」・「仕事も家庭も長期戦」です。

あくまでも「うちの場合はこう考えて、こうやってみたよ」という一例の紹介で、決して正解ではありません。少しでもあなたの家庭を楽しくする気づき(反面教師含む)があれば幸いです!

自己紹介

漫画:3秒でわかる「お前は一体何者だ??」


仕事も家事育児も、50:50で夫婦でシェア。そこそこいい感じのワークライフバランスの実現に向けてPDCAを回す、アラサー共働き総合職夫婦(の妻のほう)です。子:2歳0歳男児/里帰らず出産/夫婦でセルフ働き方改革中/国内海外出張可/男性育休取得済(第1子:1週間・第2子:1ヶ月間)/両実家超遠方/九州出身/好きな食べものはおつまみ全般です。

主な登場人物

略歴

新卒入社から約10年。一般的なサラリーマン程度には「酸いも甘いも知った働き方」を経験しています。(笑)

DINKS時代までは、周囲から”バリキャリ”と呼ばれることも多かったものの、たくさんの失敗を経験し、心身ともにそんなにマッチョではないことにようやく気づきました。出産を期に働き方を変えようと夫婦で奮闘中です。

新卒〜2・3年目「死に物狂いで右往左往した時期」

  •  休日出勤や長時間労働の洗礼を受ける 
  •  あまりに仕事ができない自分に凹み、婚活に逃げる(笑)
  •  仕事のスキルをなんとかすべく、ありとあらゆる手を使う

4〜6年目「右往左往の末、公私ともに基盤が固まりはじめた時期」

  •  地方転勤
  •  得意分野の仕事を担当し、公私ともに楽しくなりはじめる
  •  婚活再開
  •  結婚
  •  DINKS生活の満喫
  •  妊活開始
  •  昇進への焦りから限界まで仕事を詰め込む
  •  婦人科系の病気(子宮内膜症)が判明 約1年間治療する
  •  心身のバランスを崩し約8ヶ月間潰れる
  •  第1子妊娠

7〜10年目「ライフイベントと向き合い、専門性を定め・高めることに挑む時期」

  •  第1子出産・育児休業
  •  育休復帰・昇進
  •  育児と仕事の両立のため、生産性向上(効率化・仕組み化)に奮闘
  •  第2子妊娠・出産・育児休業 ←今ココ

社会人生活&家庭生活における3つの自戒

約10年間の失敗経験の中から学んだ、3つの自戒です。今でも壁に当たるたびに、立ち返るようにしています。

  1. ワークもライフも長期で捉えて帳尻があえばOK
  2. 『一人で抱え込んでなんとかする』はチームにとって最大の無責任
  3. 家族関係と心身の健康は「損ねた」と自覚する頃にはリカバリーが困難なところにきている 自覚の前こそ手を打つべし

価値観

バリキャリでもゆるキャリでもない、ミドルキャリアを目指したい

「夫婦が同一水準の仕事・家事・育児のスキルを持つことで、どちらかに万が一のことがあっても家庭が破綻しないように備え続ける」を、我が家なりのリスクヘッジにしています。

夫も私も、

  • 今の会社が好きなので、「専門性とやりがいを持って普通に仕事してるおばちゃん」としてできればサラリーマンであり続けたい
  • 夫婦や子どもと関わる時間を大切にしたい
  • 自分の趣味や自己研鑽の時間も欲しい

 

という、あきらめが悪くよくばりな本音の持ち主。この辺のバランスを「RPGのバロメーターのように、時期に応じて家族で最適配分できたらうまくいくかも?」という仮説にもとづき、夫婦で同一水準の仕事・家事・育児のスキルを保てるよう工夫しています。

(↓イメージ図)

具体的には、

  • 平常時は2人とも極力定時退社し、ツーオペで家事育児を行う
    (ただしプライベートで外部の知見のインプットを積極的に行い、業務の質・効率を上げる努力を行う)
  • 片方の仕事の昇進前・繁忙期・出張・歓送迎会時等には、もう片方が一時的にワンオペで家事育児を担う

 

等の手法を取っています。もちろん産前と同じ働き方・成果を出すことはできませんが、あきらめるところはあきらめつつ、

「育児中だから絶対に〇〇できないよ」という仕事上のNGを可能な範囲で減らし、マネジメントに対して提示することで、キャリアの帳尻合わせを長期的にやっていけるよう工夫してみよう

という作戦です。

 

自分の人生を欲張る分、「ねぎらい」や「癒し」にも同じくらい力を入れる努力をしたい

家庭も仕事も、マラソンみたいな長期戦。全力を出すと早かれ遅かれ潰れるでしょう。乗り切るためには、「自分なりの折れない暮らし方・働き方」を見つける必要があります。

「なぜ、私ばかりつらい思いをしてるんだろう…」

「なんのために働いてるんだろう…」

と、自己犠牲・自己嫌悪感を募らせる一方では、モチベーション高く働き続けることは困難になるでしょう。

煮詰まってパンクしてしまう前に手を打てるよう、

  • 日々のセルフケア
  • 夫婦相互の「1人の時間」の定期的な確保
  • 年に1〜2回のご褒美家族旅行

 

などの心身のストレス緩和策を行っています。

家族全員が自己肯定感を保ちながら、折れずに暮らし続けられるよう、全力で試行錯誤中です。

このブログについて(詳細)

アラサーって未婚・既婚問わず、仕事にプライベートに、悩みの尽きないお年頃ですよね。私はここ10年ほど、「”性別上の特性”を理解したうえで、公私ともにどこまでアクセルを踏んでいいのか?」という迷いと徹底的に向き合ってきました。

近年「日本の女子学生は”幻の赤ちゃん”を抱いて就職活動をしている」という言葉をよく目にするようになりました。多くの女性にとっての結婚・妊娠・出産・育児等のライフイベントは人生への影響度が高く、悩ましいトピックです。さらに転勤・転職・昇進・住居・介護等の不確定要素も付随します。

ライフプランというものは、いくら計画立てても想定外がつきものです。しかし、事前に自分にとって大切にしたい価値観を自己理解し、多少の実態把握ができていれば、ベターな選択を行うために備えられる部分もあります。

ただし、実態把握にあたっては

  • ジレンマをどうやって乗り越えているのか気になるけど、事例が少ない
  • かなり個人の事情に踏み込んだ内容なので、他人に気軽に聞けない
  • そもそも自分が目指したいモデルケースが不在の場合も多い

 

と、生の声を収集しづらい性質があります。

私自身も試行錯誤の途中ですが、初期のライフイベントをざっくり経験するなかで、仕事関係者や友人たちから「タレ代さんの場合の”個人的な経験”を知りたい」と相談されることが増えてきました。

このブログは

  • 必ずしもいいやり方ではないけど、うちの場合はこんな工夫でギリギリ乗り切ったよ!
  • やってみれば意外となんとかなるものだよ!

 

という、一個人の失敗だらけの経験談と後輩へのエールを、おせっかいおばさんとしてゆる〜く残す場にしたいと考えています。よろしくお願いします!